アリアドネの弾丸(ドラマ版)のこと
PCって文字を打つのが早くていいなあ!ということに気づいたので
Twitterのやつから続けて書いています。
(あとミリシタの周年を無限に回しているせいでメインスマホが使えず、ソシャゲができなくてヒマだから。)
アリアドネの弾丸(ドラマ版)って?
はい。
要約すると2011年に放送されていた医療ミステリードラマですが、
これに2023年にドチャドチャにハマってしまい、
大体週に一度は全話イッキ見(全11話)したり
DVDBOXを買ったり
原作小説を読んだり
MRIのことを調べたりして日々を過ごしています。
MRI検査受けたいんだけど健康(暫定)だから入る予定がないんだ。
ここから先ネタバレがあります!!!!!!!!!!
推しのこと
宇佐見壮一 - 福士誠治
警察庁刑事局特命広域捜査官 警視。28歳。
普段は物静かで落ち着いているが、時に底知れない凶暴性を見せる一面を持つ。過去に複数の子供を殺害した犯人が拳銃を捨てて投降する意思を示したにも拘らず感情に駆られて射殺した事件を「正当防衛」として庇ってもらってから、北山を父親のように慕っており、北山の教えから上司の命令を絶対とし、感情を押し殺している。その北山が殺されたことでAiセンター潰しに情熱を抱くが、事件をすぐに公表しなかった斑鳩に不信感を露わにする。北山殺害事件後は、北山のために「松崎事件」の真相を探ろうと、釈放された松崎の身辺を嗅ぎ回る。
これ読んだだけでも皆大好きだろこんなの……。
そしてここで超ネタバレなんですが、ドラマ1話〜最終話の間に発生した殺人事件のうち2件の犯人はこの人なんですね。
>北山が殺されたことで
この北山さんのことを殺した(実際は本人に命じられた自殺幇助)のも彼。
感情を押し殺している宇佐見警視がときおり見せる、不器用な感情の発露がすっっっっごくて、何回ドラマ見ても噛み締めてしまいます。
人も殺すし犯罪者絶許で過剰にボコ殴りにするけど、ドラマの最初のほうではやたらとまともぶっているのもズル。
北山さんが亡くなったあと「開いていた目を閉じさせて」「縦型MRIの座面を上げて北山さんの体を隠した」の、
作中では誰も触れなかったけど『親しい人物を殺害した場合、遺体に布をかけたりして隠すことがある(遺体を見たくないから)』のやつだと思うんですが、
その時の表情なんかすごいんですよ、”少年”で……。
(事件当初撃ち殺してから遺体発見までの間が10分ないくらいと思われていたので、特にMRIの座面が上がっている点なんかはかなり穴だと思ったけどどうなんだろうか)
そんな沼深男の宇佐見警視ですが、なんと原作とは設定がほぼ別人レベルで違う半オリキャラ。
原作の宇佐見警視は斜視の中年男性で、コテコテの土佐弁を使う暴力おじさんだし、寡黙な印象のドラマ版と違って結構喋る。
ネクタイの趣味も悪いらしい。
MRI室に入る前のシーンで一瞬だけ映るドラマ版宇佐見警視の腕時計が、モノトーンのスーツにはそぐわない赤皮ベルトなのは原作のネクタイの趣味から……?
あと気に食わない振る舞いをした人間に急に絞め技をかけたりしている。(警察官?)
でも原作で名字のもじりで「ウサちゃん」とか呼ばれてるやつはドラマでもやってほしかったな。
だから原作読んでも推しの宇佐見警視いないんですよね。
そもそもこのドラマシリーズは「原作、劇場版と違う結末を…」みたいなところがあったらしいので、わりと登場人物全員設定かなり違うんですが。
でも逆に?想像の余地が広々していて延々考えていられて、それはそれでいい気がする。
ドラマ版の脚本をフジテレビがアニメ化した場合の宇佐見警視のCVは?とか毎日考えてます。
してくれ、アニメ化を。
あと今は公式イメソン(サントラ)を探し求めています。
売ってないんだよなこれが。
そしてなんと今だけ……。
Tverで見られる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「チーム・バチスタ3」と書いてある通りシリーズ3作目だけど、3だけでもいけなくはないはず。多分。
「チーム・バチスタの栄光」も「ジェネラル・ルージュの凱旋」も面白いから通して見たほうがいいけど。
「チーム・バチスタの栄光」と「ジェネラル・ルージュの凱旋」はキャストと制作局の違う(つまり何もかも違う)劇場版があるので、見比べると面白いかも。
いつまでだかよくわからないけどあと1週間くらいは見られるらしい。
みんなも見て宇佐見警視がどうなっちゃうのか確認しよう!